レッスンが始まる前に、必ず身体をほぐしましょう!
身体ほぐし?
それは、準備運動です。バレエでは、腕や首や足をたくさん使います。腕を挙げたり、横に身体をひねったり、首を回したり、知っている程度の動きで良いので、身体を少しほぐしておきましょう。
そして、肩や首が凝っていないか?足が浮腫んで無いか?自分の身体をチェックしておくとレッスン前と後の身体のチェックができます。
レッスン開始〜バーレッスン
バーレッスン前に柔軟かストレッチが有りましたか?ここはストレッチの方が大人バレエでは、必要です。特にアキレス腱伸ばし。ストレッチの中で身体ほぐしもしてくれる振り付けならバッチリです。柔軟は、足首や足の付根を動かしたり柔らかくなる内容がお勧め。
バーレッスン途中に、柔軟を入れて行くのが理想ですね。バーレッスンは、プリエ(足を曲げる運動)から始まります。骨盤がまっすぐになっているか、チェックができます。首凝りや腰痛の原因が骨盤の歪みです。生理不順も骨盤の歪みからきます。
1番の足のポジションがまっすぐ立ちにくい。2番ポジションがやりにくい等、自覚があれば歪みが出ています。勿論、5番ポジションは歪むとなかなか決まりません。
バレエは有酸素運動なのです。
バレエをしていて、息を止めてバランスしたり、柔軟したり、してませんか?バレエは、身体の細胞一つ一つに酸素を送り込む有酸素運動です。ふーと息を吐く事で身体が息をしてくれます。細胞の奥にまで酸素が行き渡り、身体が生き生きとし、血の巡りが良くなり、適度の汗をかきます。自分で意識するだけで、随分と違います。若さの否決はこの有酸素運動です。
それなのに、バーレッスン開始しても汗をかけないとあらば、皮膚呼吸が出きにくい体質だと思います。水分補給もこういうタイプは小まめに必要です。水分補給して、身体から汗が出るようにします。体温のコントロールが必要です。足は、レッグウォーマー等着けて冷えない格好でレッスンを受けて下さい( ´ ▽ ` )ノ
センターレッスンで無理はしないように‼
センターレッスンは、バーレッスンの基本の動きが一つ一つ繋がっています。バーでの動きを丁寧におさらいするように意識し、難しい所は無理せず出来る範囲で動きましょう!センターで無理をすれば怪我や事故を起こします。
センターレッスン終了最後のポールドブラは必要!
ポールドブラとは、ゆっくりな動きで、手の動きや手のポジションのおさらいです。
ですが、大人バレエでは、レッスン後の息を整える。いわゆる深呼吸に近い動きで、レッスンを終えることです。これをする事で、レッスン後のバクバクとした心臓の脈を抑え、極度の興奮状態を抑えてくれます。
レッスンには必要な動きかいっぱい意味を持ってあります。
一つ一つ丁寧に毎回おさらいし、身体が少しづつ動いていくよう筋肉に働きかけて、その繰り返しで上達します。いきなり出来るのでは有りません。
大人のレッスン回数は控え目に‼
いっぱいレッスン回数を増やしたら上手くなる?
これは、発達していく子ども達なら結果がでます。
ですが、大人には疲労回復の時間が必要なのです。プロですら毎日レッスン出来るのは40歳前まで…。
週に三回くらいまでがベストに動いていくのでは無いでしょうか?過労はかえって怪我に繋がります。身体を休めてあげるのも、大人バレエには必要な事だと思います。ストレッチや柔軟は毎日しても、問題は無いでしょう。
先ずは、自分の身体を知り、身体と向き合うのもバレエ上達の近道だと思いますよ!
レッスン後のケア
さてさて、これが1番の問題です。
レッスン後は、血の巡りが良くなり、気持ちも高ぶるので、やたらと元気だったりします。だから、ケアがおろそかになりますが、足の浮腫みがレッスン前と後でどの様にかわったか?肩や首凝りはどうか?腰に痛みが無いか?骨盤の歪みは無いか?家に帰ってからでも良いのでチェックしてみましょう。
後の浮腫みは、お風呂で足を浴槽に高く挙げたり揉んだりしてとりましょう!浮腫みは、体液が足に溜まり、毒素も…。こういう体質は、トゥシューズを履くようになると厄介です。足首が腫れたり、水が溜まったり。レッスン後毎回辛い結果が待ってます。座る時や身体ほぐしの時フレックスで足のかかとを持ち上げる運動を良くやると少しはましになります。
また、肩や首凝りはたいていレッスン後は回復しているはずです。もし、ひどいなら、アイシングつまり湿布をお勧めします。肩に変な力が入ってます。使い方が間違っている証拠です。
腰に痛みがあれば、湿布して下さい。背筋がつけば回復します。ですが無理に沿ったりしないようにしましょう。背筋と腹筋がつけば、身体が動いてくれます。無理せず、続けていけば楽になります。
身体が痛い間は、週に二回くらいまでがレッスンを受ける目安です。週に一回でも十分だと思いますよ。体力や体質により、違いは有りますが、身体は正直です。
ケアが必要な体質だとわかれば、怪我も対処できますよね!