バレエといえばシニヨン(おだんごスタイル)が基本ですよね。
シニヨンとは束ねた髪をサイドや後頭部でまとめた髪型のことで、簡単に言えば、ポポニーテールにした毛束を丸くまとめた髪型です。
でも、髪が短い場合、どうすればシニヨン(おだんごヘア)を作ればいいのでしょう?また、髪の量の少ない場合もどうすればいいのでしょうか?そんな方の為に、シニヨン(おだんごヘア)の方法を紹介してみます。
教室によって、あまり厳しく言われないところもあれば、キッチリまとめるようにしているところもあると思います。今回は子供をモデルに紹介していますが、大人の方で基本的には作り方は同じですので参考にしてください。
シニヨン(おだんごヘア)グッズ
シニヨンヘアーにするための便利グッズ
・ハードウェットジェル
・ハードスプレー
・シニヨンネット
・ユーピン/ヘアーピン(短めと長め)
・黒いヘアーゴム
スタイリンググッズ。
スタイリングするのに便利な道具です。
・ヘアーコーム
・ヘアーブラシ
・水の入ったスプレー
ショートヘアの場合
ここで実践する髪型は、耳より下のヘアースタイル。ショートボブより少し長めのセミロングスタイルになります。子どもに多いスタイルです。
上のシニヨンセットにプラスに用意する便利グッズはリング型のウィッグ。これは、中央のゴムに髪が巻きつけてあるので、使いやすいです。(今回はモデルが子どもなので、テレビを見せながら頭を動かさない工夫をしてセットしています。)
【STEP-1】 髪に水を拭きかけブラッシングして、少し濡らします。
【STEP-2】 コームにウェットジェルをつけます。
【STEP-3】 コームで、前髪から上にアップしていき、時々ジェルをつけながら、耳の斜め上ラインにくるように、ポーにーテールをします。この時、襟足の毛などにしっかりジェルをつけておくことが肝心です。
【STEP-4】 短い髪は、ヘアーピンで固定します。(今回はわかりやすいように大きめのピンを使用していますが、短いピンで何本か固定するほうが綺麗に仕上がります。)
【STEP-5】 ポニーテールの先をぐるっと巻き込んで、リング型ウィッグを中央に乗せます。
【STEP-6】 リング型ウィッグを押さえるようにして、ネットの中に髪の毛を入れます。
【STEP-7】 そして、地肌と離れないように、ユーピンで固定します。残り毛が出ないようにおでこ上の前髪もヘアーピンで固定します。ジェルを指につけて、残り毛を抑え、仕上げにハードスプレーをかけて完成です。
髪の量が少ない場合
子どもの場合、髪が長くても、シニヨンが極端に小さいことが多いです。大抵の場合小さくても、先生は何も言いませんが、役柄や頭飾りの関係等で、そこそこの髪の量を求められた場合の時の為の参考にしてください。
今回の実践に使用する便利グッズは、ロングタイプのウィッグ。これは好きな量に髪の毛を切って調節できるというなかなかの優れものです。
【STEP-1】 先ほどと同じように、水をスプレーで吹きかけブラッシングをして、髪を濡らします。そして、コームにウェットジェルをつけて、前髪からアップして、耳斜め上のポニーテールを作ります。
【STEP-2】 髪をくるっとねじって中央にお団子を作り、ユーピンでとめます。
【STEP-3】 お団子の周りにロングウィッグの中央を乗せ、中央はユーピンでとめてからぐるぐると巻きます。
【STEP-4】 巻きつけた髪を、ネットの中に入れていき、ユーピンで固定します。おくれ毛や短い毛をジェルで固定し、仕上げにハードスプレーで固めて完成です。