形式や衣装にとらわれない自由で個性的なモダンバレエ

モダンバレエの歴史と特徴。

モダンバレエ

モダンバレエは20世紀初めのロシアで生まれた、それまでの伝統や衣装にとらわれない、自由で個性的なバレエ様式です。クラシックバレエの基本的要素であるマイムやグラン・パ・ド・ドゥなどを無くして、自由に創作されました。

クラシックバレエには無い、新しいステップや民族舞踊を採り入れ、のびやかな表現力をもつモダンバレエですが、モダンバレエもクラッシックバレエから派生した舞台芸術なので基本的なステップや立ち方などはクラシックバレエ共通する部分もあります。

また、クラシック・バレエでは女性が主役作品が多いのですが,モダン・バレエでは男性を主役(中心)にした作品も多く見ることが出来ます。「牧神の午後」「春の祭典」「若者と死」などが有名ではないでしょうか。

モダンバレエはその名の通りバレエの流れを持つ舞台芸術です。そのため基本の姿勢や立ち方など、伝統的なクラシックバレエと共通する部分が多くあります。しかし、トゥシューズを履かず衣裳もチュチュとは限らないなど、決定的な違いがあります。

創作ダンスのように自由な振付。

モダンバレエ

モダンバレエはクラッシックバレエから派生したバレエスタイルなので、ダンスの基礎もクラッシックバレエになりなす。

決定的な違いがあるのは、トゥシューズを履かず衣裳もチュチュを着るとは限らないこと。バレエシューズを履いたり裸足で踊ることもあります。踊りも、多くの方がイメージしているバレエの踊りとは異なり、創作ダンスのように自由な振り付けでより個性的な表現をします。音楽もクラッシックから童謡まで何の音楽に合わせても踊ります。

教室や先生によって異なるとは思いますが、モダンバレエの教室でも、クラシックの基礎訓練をしてくれる所もあります。

モダンバレエはクラシックの枠組みから外れて出来上がった踊りですので、クラシックにはない自由さが最大の魅力ではないでしょうか。モダンバレエがイメージ出来ない人は、一度、モダンバレエの発表会などを見に行かれてはいかがでしょうか。

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